梅干の種の健康法

梅干しの種で梅醤油

健康食品として梅干しの種を加工して活用している事例もあります。梅醤油というのをご存知でしょうか。これは一般的には青梅で漬けたり、梅肉をほぐして作りますが、お弁当に入れている梅肉をとった後の種などを活用してもOKです。

 

これなら毎日溜まってもったいないと思っていたものですから経済的です。本格的なら青梅の種の砂糖漬けと甘酢漬けを作ることから始めます。青梅から種だけを取り出すのはなかなか大変ですから、多少は果肉が残っても良しという考えで、根気よく切り出してください。

 

果肉の種離れをよくするには、塩を青梅にまぶして3~4時間程度置いてから切るといいそうです。醤油に漬ける分量ですが、種300gに醤油300ccあたりが目安となるでしょう。

 

カリン酒などを種まで漬けてエキスを出す方法と同じようなもので、仕込んでしまえば後は特別に難しいことは何もないので、毎日忙しい人でもチャレンジしてみてください。

 

梅醤油は、冷奴や刺身など、特に夏の食卓で重宝しますし、ポン酢みたいにドレッシングの代用もOK、そうめんを食べる時のめんつゆに加えるのもいいでしょう。

 

肉を煮たり、煮魚をするときにも、梅醤油で作るとサッパリ仕上がり、臭み消しにもなります。常温保存なら、2~3ヶ月、冷蔵保存すると約1年間は美味しく活用できます。