梅干の種の健康法

化粧水を作って活用

梅干しの種は捨てるどころか、そのまま食べたり、梅醤油などへの活用ができることをお話ししてきましたが、更に健康的な利用方法のひとつとして、基礎化粧品にすることが挙げられます。それが日本酒と梅干しの種で作る自家製の化粧水です。

 

これは自家製の化粧水となりますが、肌がすべすべになって、しみ、しわ、肌荒れ改善への効果が抜群だとのことです。

 

作り方の流れは、まず「日本酒100ml」 「梅の種5個」 を用意し、梅干の種は、よく洗って水を切り、一晩干しておきます。次に密封容器を用意して、そこに日本酒と梅の種を入れて約1週間冷蔵庫の中で寝かせます。この時お酒に弱い人の場合でしたら、アルコール分を飛ばしてから使用するようにすれば大丈夫です。

 

1週間経過後はガーゼなどで濾してから容器に移してください。この化粧水は天然そのものなので、作ってから1週間以内で使い切るようにして、その間の保存も冷蔵庫にした方が理想的です。

 

使い方はお風呂上がりに顔に塗れば効果的で、全身に使ってももちろんOKです。医学的にみても、梅干の種に含まれているアミグダリンという成分は、肌を滑らかにして、しみ、そばかすを解消する働きがあるということで、日本酒につけると、この成分が殻の食物繊維と一緒に溶け出して、皮膚の新陳代謝を改善し、美肌効果が得られると考えられています。ただし自家製なので、自分の責任で使用することが条件となります。